チョコレートとのペアリング

チョコレートにお酒を合わせるコツ

チョコレートとお酒(ウイスキー)

チョコレートとお酒の美味しいマリアージュ

お酒のお供にチョコレート、といえばバーのキスチョコの思い出、なんて古いですね。

今やチョコレートを楽しむためのバーがあったり、チョコレートを美味しく食べるためにお酒を合わせることが増えてきています。

どんなお酒がチョコレートに合うのか気になりますよね。

チョコレートとお酒の美味しい関係を紐解いていきましょう!

 

チョコレートとお酒のマリアージュ

お酒と合わせるにはちょっとしたコツがあります。
相性の良いお酒も、合わせるのがとっても難しいお酒もあります。

まずは相性の良いお酒はこちらです。

酒精強化ワイン(ポートワイン、シェリー酒等)

チョコレートにあうお酒で一番有名なのは『バニュルス』です。
南仏ルーション、伝統的な方法で熟成された天然甘口の赤ワインです。
その濃厚で力強いアロマと甘味はチョコレート、特にビターチョコや生チョコレートとの相性が最高です。
バニュルスを口に含んで広がる熟成された深いコクと甘味が、チョコレートの苦みと香りと一体になって見事に調和します。
酸味のあるチョコレートなら、バニュルスの果実感じを引き立て、新たな味わいを感じることができます。

もう想像しただけでうっとりと酔ってしまいそうです。

「バニュルス」が有名ですが、日本では希少で高価なので、ポートワインでも同様にビターチョコと美味しくいただくことができます。

また、一般のワインより糖度が高く、濃縮感のある甘味のお酒(シェリー酒、マディラワイン等)も、チョコレートの濃厚さとマッチするので相性がとてもいいのでお勧めです!

●酒精強化ワインとは・・・ワインの醸造過程でアルコールを加えアルコール度数を高めたワイン。糖分の分解が止まるため甘いものが多く、食後酒として飲まれる。

蒸留酒(ウイスキー、ラム酒)

ウイスキーやラム酒は力強い風味と香りを持つので、チョコレートの濃厚さを受けて止めてくれるので、相性がとても良いのです。

さらにチョコレートの香りと合わせることで、相乗効果が何倍にもなって口の中を喜ばせてくれます。

その中でも、シングルモルトのウイスキーとビターチョコレートはこだわるほどに面白い組み合わせです。
どちらも生産された土地、加工法によってさまざまな香りや風味の個性があります。
その香りを合わせることでぴったりと合う組み合わせを好みに合わせていくつも考えられます。

華やかな香りのウイスキーには、華やかな香りのエクアドルやペルーのカカオのチョコレート
スモーキーさのあるウイスキーにはスモーキーな香りのインドネシアカカオのチョコレート

また、ミルクチョコレートにはフルーティでマイルドなウイスキーが合います。

ホワイトチョコレートは樽由来のバニラ香のあるまろやかなウイスキーとの共通点があり美味しくいただけます。

 

琥珀色のグラスを傾けて香りを楽しむ。
そこにチョコレートを口に含んで濃厚な味わいを感じる。
そしてウイスキーをそっと口に含む。
薫りが幾重にも重なり、口の中に広がっていく。

それまさに夢のような時間です。

 

合わせるのは難しい!でも選び抜いてぴったりくると美味しいお酒はこちら

ワイン

ワインもやはり甘口の赤が合わせやすく、辛口の白は残念ながらあいません。
わたしもなかなかぴったりとくる組み合わせができたことがないのですが、唯一『ホットワイン』はもう絶妙なハーモニーを醸し出してくれました!

赤ワインにシナモン、ジンジャー、カルダモン等のスパイスと蜂蜜を加え、温めれば出来上がり。

(材料を入れたマグカップをレンチンするだけでもできちゃいます)

これならどんな赤ワインの甘く濃厚な味わいになるので、ビターチョコレートとぴったり調和します。

ホットワインのスパイスの香り、甘さが、心地よい口溶けのチョコレートの香りと調和します。

寒い冬場には欠かせない組み合わせです。

日本酒

日本酒とチョコレートは本当に難しい組み合わせでした。

日本酒の持つものかな酸味とチョコレートの苦みが対立してしまい、口の中で大喧嘩です。
冷酒が特に難しいですね。
ただ、人肌の熱燗だとうまく調和がとれる時があります。
その場合、チョコレートを先に口に入れ、溶けだしたところに熱燗を含むとビターチョコレートの香りが膨らんで美味しくいただけました。

でもチョコレートと日本酒は決して相性が悪いというわけではありません。

日本酒の風味を活かした美味しい生チョコもたくさん売られています!

おすすめは、シルスマリア「国士無双 生チョコレート」きりっと辛口な大吟醸のさわやかさと、なめらかなビターチョコの甘さがほどよく引き立てあい、幸せなほろよい気分にさせてくれるチョコレートです。

ビール

一番難しいのがビールです。
ビールといえばキンキンに冷やしてごくごくっと飲みますよね。
チョコレートが入るスキがないのです。
チョコレートを食べてからビールを飲んでもビールの苦みが増すだけで残念過ぎる結果となります。

しかしながら、ビールの中でもスタウト系の黒ビールを常温で飲むときに、その香ばしい香りと甘味がチョコレートとマッチングしてきます。

(ビールを飲みたいときにはやはり塩系のおつまみがいいというのが本音です)

余談ですが、バレンタイン時期に「チョコビール」なるものを見かけるようになりました。

作り方は2種類あります

①実際に副材料としてカカオパウダーやカカオ豆を使うビール はっきりとチョコレートの風味を感じれます。

②麦芽を焙煎してチョコの風味を出したビール
麦芽を焦げる寸前の約160度(一般ビール約85度と黒ビール約220度の中間)で焙煎し、ほろ苦いビターチョコの風味を生み出しています。

気になるところですね!

まとめ

チョコレートをもっと楽しむためにお酒と合わせるコツをお伝えしました。

チョコレートの濃厚さと甘さを受け止められる、風味と香りの際立ったお酒がペアリングに最適です。

濃厚な甘口ワイン(バニュルス、ポートワイン)、蒸留酒(ウイスキーやラム)がおすすめです。

寒い時期にはホットワインとチョコレートでほっこりと温まってほしい!というのが裏の一押し情報でした。

ぜひ、ご自分の好きなお酒とチョコレートのマリアージュを楽しんでみてください!

チョコレートと飲み物のマリアージュ 5つのコツ

チョコレートに飲み物を合わせてみましょう!
するとお互いの風味を引き立てて、新しいおいしさの発見があります。

まさにチョコレートとのマリアージュ(結婚=最適な組み合わせ)です。

 

ただ、どれでも合わせればよいというものではありません。
ピッタリより寄り添うような組み合わせを見つけることは実は中々難しいのです。
相性が悪いものを組み合わせると、両方の美味しさが台無しになってしまいます。

逆に相性のよいペアリングをすると1+1=2以上の美味しさを発見できます。

それこそが、チョコレートとドリンクがまるで結婚したかのような絶妙な調和(マリアージュ)となるのです。

今回はチョコレートとドリンクのマリアージュについてお伝えします。

 

チョコレートと飲み物のペアリングのコツ

似ているものを合わせる

  1. 同じ風味や香りを合わせる
  2. 濃さを合わせる
  3. 色で合わせる
  4. 国を合わせる

1.同じ風味や香りを合わせる

チョコレートにはたくさんの香りが含まれています。

じっくりと味わうといろいろな香りを発見してみてください。
ナッツのような香り、ローストした香ばしい香り、フルーティな香り、お花のような甘い香り、ミルキーな香り、バニラの香り等々

これかな、という香りを見つけたら、その香りと同じ香りを持つ飲み物を合わせてみましょう。

すると、チョコレートと飲み物の香りが引き立ちあっています。
その香りを強く感じるようになったり、隠れていた香りを引き出すことができます。

例えば、ローストしたナッツの香りとフルーティーな香りのあるチョコレートには、ナッツとフルーティさのある中浅入りのコーヒーとの相性が良いと思いますよ。

2.濃さを合わせる

チョコレートは多くの脂肪分があり、濃厚な味わいが特徴です。
それに負けないくらいの味の特徴が強い飲み物の方が合わせやすいのです。

例えば、味や香りがしっかりするコーヒー、中国茶だとラプサンスーチョンのような発酵茶。
お酒なら、ボディ感のある甘めのワインや蒸留酒。
寒い時期にはスパイスを聞かせたホットワインとの相性も抜群です。

繊細な風味の飲み物だと、チョコレートの濃厚さに負けてしまします。

ただ、紅茶でもミルクティーにしたり、濃いめの煎茶にあわせたりと意外な組み合わせ見つけました。

色々試してみると新たな発見があって面白いですね!

3.色で合わせる

チョコレートの色といって思い浮かべるのは茶色ですよね。
その色の濃さは、ハイカカオなチョコだと黒に近いこげ茶、ミルクチョコは明るい茶色、ホワイトチョコは白と様々です。

そこで、ハイカカオのビターなチョコには同じくこげ茶のドリップコーヒー。
明るい茶色のミルクチョコレートにはカフェオレや濃いめのミルクティ。
ホワイトチョコレートには、ホットミルク。

このようなペアリングも分かりやすくて楽しいですよね。

4.国を合わせる

チョコレートの国ごとといって思いかべるのは、①ガーナでしょうか、それとも②ベルギーでしょうか。
どちらも正解です。

①カカオの生産国はガーナ、コートジボアール等のアフリカ、コロンビア、エクアドルのような中南米、インドネシアやベトナムなどの東南アジアの赤道近く(上下20度)の国々です。

②チョコレートに加工する国は、ベルギーやフランス、アメリカ、日本と世界各国で、カカオ生産国から輸入したカカオ豆からチョコレートを製造している国々です。

①のカカオの生産国に合わせるとすると、同じ地域(赤道上下25度)で作られることが多いコーヒーを合わせてみるのも面白いと思います。
コロンビアのチョコレート(カカオハンター エリザゼベス)にコロンビアのコーヒー(サルバドール コロンビアピンクブルボン)は最高の組み合わせでした!

②のチョコレートの生産国に合わせるならば、その国の食文化に合わせてみましょう。
ベルギーチョコならベルギーのビールに、フランスのチョコレートならフランスワインにといったところですね。

味を対比させる

5.逆と風味を合わせる

5つ目のコツは、今までとは逆に、逆の風味を合わせるというものです。
例えば、甘いスイカに塩をかけるともっと甘味が引き立ち、苦いコーヒーに砂糖を入れると苦みが和らぎますよね。

チョコレートでいうと、甘いミルクチョコレートに深入りのコーヒーを合わせるとコーヒーの苦みがまろやかになり、甘みと苦みのバランスがよくなります。

また、ビターでやや酸味のあるチョコレートを甘いカフェラテと合わせると、チョコレートのビター感じがアクセントになってカフェラテとおいしさを引き立てあいます!

まとめ

今回はチョコレートと飲み物のマリアージュ(最適な組み合わせ)のコツをお伝えしました。

  1. 同じ風味や香りを合わせる
  2. 濃さを合わせる
  3. 色で合わせる
  4. 国を合わせる
  5. あえて合わせず味を対比させる

このコツを覚えておくと、チョコレートだけでなく、好きなお酒とおつまみのマリアージュにも応用できますよ。

ただ、頭で考えすぎず、「おいしい!」「好き」という気持ちを優先して、チョコレートをもっともっと楽しみましょう!

いろいろ試しすぎると頭もお腹もいっぱいになってしまいますのでご注意を(笑)