管理人について
美味しいチョコレートを食べて、世界を幸せにする!これが私の志です!
チョコレートを食べると幸せな気分になりますよね。
口に入れるととろけるその食感。
心地よい苦みと甘味のハーモニー。
イライラしていても、ひとかけらのチョコレートを食べるとほっとリラックスできたり。
そして、チョコレートといっても、プレーンな板チョコや、ポッキーやキットカットのようなチョコレート菓子、高級なボンボンショコラやチョコレートケーキ等々、色々なものがありますね。
かくいう私もマニアックなほどのチョコレートフリークで、20年以上毎日食べ続けています。
そして、あらゆるチョコレート食べ尽くしていった結果、これが最強のチョコレートだな、と思ったものがあります。
それは、原材料は「カカオ豆」と「砂糖」だけの、チョコレート職人が想いを込めて作ったシンプルなチョコレートです。
カカオ豆からチョコレートまで一貫製造する「ビーントゥバー」や「クラフトチョコレート」と言われるものですね。
ここ数年で広がってきたので、ご存じの方もいるかと思います。
このビーントゥバー、カカオ70%(カカオが70%+砂糖30%)でできた「ハイカカオチョコレート」のものが多いのも特徴です。
カカオ分が高いと、苦くて食べにくいと思われるかもしれません。
でも、質の高いカカオ豆で作られたチョコレートは苦みはほとんど感じられません。
そのかわり、アーモンドのような香ばしさや、イチゴの甘酸っぱさを感じるものも、はちみつのような甘さを感じるものがたくさんあるんです。
そう、まるでシングルオリジン(単一品種)のコーヒーやワインに色々な味わいがあるのと同じように。
インスタントコーヒーをテイスティングする人はいませんが、こだわり店主の自家焙煎珈琲はじっくりと味わいたくなりますよね。「このエチオピアのナチュラルのコーヒーはチェリーのような甘味があるね」だとか。
そう、シングルオリジンのチョコレートも同じなんです。
「コロンビアのアルアコ族のカカオ豆は白ワインのような風味がするね」と言えるんです。
チョコレートを食べて白ワインを連想できるってすごいですよね!
さらに、ワインがブドウの産地ごとに風味が違って、テロワール(風土、土地の環境)が大きく影響してきます。
まさにカカオ豆も同じく、産地や製造方法で個性豊かなチョコレートが出来上がるんです。
どのカカオ豆を使うか、そのカカオ豆の個性を引き出すにはどういった焙煎をして、熟成させるか。
これはチョコレート職人の腕の見せ所です。
ということをお伝えしたうえで、私は本当に美味しいチョコレートを知ってもらいたいんです!
本当に美味しいチョコレートを知ってしまったら、後戻りはできなくなるかもしれません。
砂糖をたっぷり使って、添加物や香料でいるチョコレートは、『美味しい!』のではなく、『美味しいと思わされている』のだなと分かってしまいます。
(大手食品メーカーで研究開発をしていたので、その辺の事情も分かるんですが、価格や手軽さを重視する場合もありますので、それが悪いと言っているのではなく、知った上で選んで欲しいと思っています。)
この本当に美味しいチョコレートを選ぶとこんなにいいことがあります。
- 健康=カカオポリフェノールの抗酸化作用
動脈硬化の予防、アレルギーに効果があるとの研究結果もあるほど。
さらに、活性酸素を防ぐことで美容効果もあるとなれば、試さないのはもったいない!
- 心安らぐ=美味しいものを食べればそれだけで幸せな気分になれます。
さらに、チョコレートには、「テオブロミン」というリラックス効果のある物質が含まれています。
(コロナの影響でかなりのストレスを感じましたが、チョコレートに助けられました。)
- じっくり味わうので少量で満足=おやつをチョコに置換するとダイエット効果あり。
砂糖には中毒性があって、甘いものはどんどん食べたくなりますし、スナック菓子もついついやめられない止まらない~ってことに。
それをチョコレートに置き換えてしまえば、少しの量でも満足感がありますし、チョコレートの脂質は代謝されやすいので太りにくいと言われています。
(カカオ70%のチョコなら1日25gが目安なんですが、毎日その倍以上食べていても体重は体重維持できています。)
さらに、自分の幸せだけではなく、品質のいいチョコレートを食べるということは、頑張ってカカオ豆を作っているカカオ農家さんを支援することになるんです!
カカオ豆はアフリカ、中南米で生産されていますが、多くは安く買いたたかれています。
児童労働も問題になっていますよね。
一般的には、カカオ豆は重量で換金されるので、なるべくたくさんの量を、早く現金化したいので、質など考えられません。
味の良いカカオ豆より、収量が多く、病気になりにくい丈夫なカカオを育てます。
収穫後、発酵や乾燥といった過程が美味しいチョコレートをつくる上で大事になるのですが、最低限の方法で出荷を急ぎます。
それはカカオ農家が悪いのではありません。
活きていくための糧としてのカカオ豆なのです。
現状、そういう仕組みなので仕方のないことなのです。
でも、それでは誰も幸せになれない!
マージンで利益がとれる仲買人や商社が喜ぶだけです。
そんな中でも、カカオ農家の方でも質にこだわる方々がいます。
それは質に対する対価を得られているからです。
たとえば、京都の「ダリケー」というビーントゥバーメーカーは美味しいチョコレートを作るためには質の良いカカオ豆が必要なので、生産地、農園の技術指導を行って、直接買い取りをしています。
もちろん、市場価格より高い金額で。
そして、美味しいチョコレートが出来上がったら、それを農家の方にも食べてもらう。
(多くのカカオ農家はカカオがチョコレートになることを知りません。)
消費者の喜びと感謝の声を届けることで、カカオ農家の方々のモチベーションも高まります。
そう、お気づきのように、美味しいチョコレートを選んで食べることで、頑張っているカカオ農家さんを応援することができるんです。
やりがいを持って、収入を増やして、幸せになってもらうことができるんです!
遠く離れたチョコレートの産地の農家さんを直接支援するのは大変ですが、チョコレートで皆を幸せにしたいという志のあるチョコレートの作り手のチョコレートを食べることならできますよね。
そうすれば、みんなが幸せになれるんです!
美味しいチョコレートを食べるだけで、世界が幸せになるなら、こんなに素晴らしいことはないですよね!
そして、私にできることを考えた結果、美味しいチョコレートのテイスティングコミュニティを立ち上げることにしました!
このサロンでは、チョコレートをじっくり味わったことのない方から、チョコ通の方まで楽しんでいただきたいですね!
自分一人でテイスティングをするのもいいのですが、たくさんの人の意見や感じ方を知ると、新たな美味しさに気づいたり、深く知ることができます。
何かハーブのような香りがすると思っていたら、他の方がバジルの香りに近いと教えてくれたり、ナッツの香ばしい感じだなといたのが、甘みのあるカシューナッツの風味に近いなことがわかったり。
ペルーのチョコレートは花のような香り、マダガスカルのチョコはベリーののような甘酸っぱさがある。
などなど。
漠然と美味しいと思っているものも数種類を食べ比べてみると、その違いに気づいて面白かったりしますよ。
そして、そんな感想や感謝の気持ちをチョコレートの作り手さんやカカオ農家の方々にフィードバックできたらいいですね。
そうしたらもっともっと美味しいチョコレートを作ってくれるはず!
そんないい循環を広めて、世界中の人がチョコレートで幸せにしていきましょう!
ちなみに、うちには常時100種類を越えるチョコレートのサンプルが保管されています。
オンラインでテイスティング会で食べたいチョコも食べたいのを我慢して、キープしてありますよ!
さあ、一緒にチョコレートで世界を幸せにしていきましょう!